リンパドレナージュとは
リンパドレナージュとは、リンパの流れを手技によって活性化させ、人の身体にとって不要な異物や老廃物を集め、排出を促す施術です。
リンパは、「血液のサポート役」「血液の保険」であり、血管から染み出てきた栄養素を血管に戻したり、老廃物や異物が血管に入らないようにしたりと、人の健康維持にとても大きな役割を果たします。
しかし、疲労や寒さ、ストレスなどによって流れが滞りやすくなるという性質も併せ持ちます。リンパの流れが滞ってしまうと、健康面だけでなく、美容面にも悪影響をおよぼしかねません。
この状態を解消するために、リンパの流れに沿って両手で優しくなでて、スムーズな流れを促す施術が、リンパドレナージュになります。
6つの効果
- むくみ・コリ・冷えの緩和
- セルライトの解消
- 顔や身体のたるみ改善
- リラックス効果
- 疲労回復
- 免疫力アップ
1.むくみ・コリ・冷えの緩和
むくみや肩コリ、冷えなどの原因となるリンパの流れの停滞を解消することで、症状の緩和に導きます。
2.セルライトの解消
脂肪細胞が変化して塊となってしまうセルライトの原因は、主に冷えやむくみ、血行不良です。リンパドレナージュには、セルライトの除去を助ける効果があります。
3.顔や身体のたるみ改善
リンパの流れの停滞は、顔や身体のたるみも引き起こします。加齢やストレスで溜まりがちな血液やリンパ液内の老廃物の排出を促すことは、たるみの改善につながります。
4.リラックス効果
自律神経にも影響を及ぼすといわれるリンパの流れを改善することにより、リラックス効果が期待できます。
5.疲労回復
リンパの流れをよくすることで、体内に溜まっている疲労物質の排出を促します。
6.免疫力アップ
リンパの流れがスムーズになると、リンパ液に含まれる免疫細胞が体中にいきわたるようになり、免疫力を高める効果が期待できます。
リンパマッサージとリンパドレナージュの違い
ドレナージュは「排出」を意味するフランス語起源の言葉です。
リンパマッサージにおいても、リンパの流れを良くして老廃物の排出をうながす、という基本的な目的は同じなので、日本での意味する内容は変わりません。
「マッサージ」と表現されるようになった理由として考えられるのは、「ドレナージュ」という言葉が日本人にあまり馴染みがなかった、ということでしょう。
リンパドレナージュとは、広義でマッサージ方法の一つです。日本で取り入れやすいように、よりわかりやすい表現にしたのが、リンパマッサージという言葉と言えるでしょう。
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